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執筆者の写真山口 としなり

これからの仕事のテーマを考えた

これから5年、10年の仕事の柱になるようなテーマを考えてみました


まず「教育」。ずっと大学の広報にたずさわってきた中で、心がけてきたのは、かつて某ディレクターに言われた「学校と受験生のマッチングをはかること」でした。設備や環境、学べる内容などを、その学校の校風というフィルターを通して表現することで、入学してから『思っていたのと違う!』ということがないようにすることがいかに重要か。それだけでなく若者の成長をサポートすることは未来をサポートすることだと思うのです、このごろ。


次いで「建築」。昨年、ゼネコン、設計事務所などの仕事を立て続けに担当して、おもしろさを感じました。建築は、人が住み、働き、買い物をしたり遊んだり、生活のあらゆる舞台をつくることであり、快適で、環境負荷の少ない建物をつくるため、さまざまな知見が投入されている非常に興味深い分野です。その動きを追いかけたいと思っています。


3つ目は「自転車」なかでもマウンテンバイクです。これは、仕事になったことはあまりないのですが、以前はレースなどにも出て、いまも細々と趣味として続けている私にとって、関心がつきないジャンルです。特に最近、里山や古道を再生する動きと連動して、MTBが走れる場づくりの話題を耳にしたり、都市近郊にコースがつくられたり、以前のブームとはまた違った地道な展開に期待が高まります。何らかの形で応援したり、かかわれたらなぁという。


あとは「ラグビー」「太平洋戦争」。ラグビーは40年来のファンで、大昔は草ラグビーですがちょっとプレーしたこともある私。2015年と昨年のW杯での代表チームの活躍で日本でも一躍人気になりましたが、これが一時的な盛り上がりで終わらないようにサポートできたらうれしいのですが。


太平洋戦争はどちらかというと研究テーマですね。きっかけは私の祖父が横浜の空襲で亡くなったと知ったことでした。なぜ祖父は死ななければならなかったのか?なぜ日本は勝てる見込みのない戦いに乗り出したのか?その答えを知りたいという思いで、いろいろな資料や書籍にあたっています。なんとなく結論は見えているようで、でもやはり当時の空気というのはなかなかつかむことが難しい課題です。もう当時を語れる人も少なくなった今、私ひとりが覚えていても、意味は薄いかもしれませんが、なんとか記憶をつなぎとめておくことも大事なんじゃなかろうか、と思っております。







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